今回はマップ性質設定について説明します。これは各チップの通過の可否を定義する
ものです。
FF5_mapdemo.smcをStirlingで開いて$3CF052〜3CF099までの72Bytesをコピーして
任意の名前で保存して下さい。それをファイル解凍プログラム(dfwin.exe)で解凍して
再度Stirlingで開くと下のように表示されます。
画像の数値は2バイト区切りで、マップ構成設定で定義したチップに1対1で対応して
います(下記の画像参照)。ざっくりと81 0Fは通過可能、00 00は通過不可という認識
でOKです。例外として、幾つかの特定のパーツには専用の番号があります。パオの
上部のような遮蔽フラグを立てているパーツには89 0F、戸の開いた入り口は03 0F、
看板は0B 0B、看板の真下の地面は83 07となります。外国製マップエディタで性質
を調べられるので、柵や看板などのパーツとその周囲の地面は都度、調べるといい
と思います。
マップ性質設定については以上です。次回はいよいよマップデータです。
今回はこれにて終わります。