対象はSNES版FF5のヘッダなしROMです。
各種改造版は未確認ですが、データ配置が原作と異なる物だと失敗します。
適用前に必ずバックアップをお願いします。
・蟹の重複
原作では、モンスター画像領域150820からデアロ(序盤の蟹)が収録されています。
これの色違いのアクロフイーズにはデアロの画像が使い回しされておらず、
全く同じ蟹画像が160020から再収録されており、データが重複しています(領域の無駄)。
モンスターエントリーの14B33D〜341を書き換えればデアロの蟹画像に一本化でき、
160020から16色タイルが18マス確保できます。
・無駄な空白の圧縮
モータードライブの画像が空白を13マスも含んでいるので、Formを書き換えて
修正すると
モンスター画像領域162DD8〜を少し圧縮でき、1631D8から16色タイルが13マス確保できます。
YYCHRで開いたとき見つけやすいように空白に1、5、10、13と数字を入れてあります。
・確保した18マスと13マスの統合
モータードライブの無駄な13マスを、蟹を消した領域に移動して統合することで、
160020〜1603FFまで16色タイル31マスが確保できました。それに伴って、
オフセットがずれてしまったアクアソーン〜モータードライブの
モンスターエントリーを書き換えてあります。詳細はentry.txtをご参照下さい。
・修正後のForm 17(大型モンスター用)
10D554からで、モータードライブの画像を表示するタイル配置は以下の通りです。
0=タイルなし、1=タイルあり
左側8*9
11000 C0
11110 F0
11111 F8
11111 F8
11110 F0
01110 70
00111 38
01111 78
00011 18
・まとめ
以下の領域に空きができます。パレットの空きは生じません。
160020からYYCHRの16色タイル31マス
Form 58(小型モンスター用) 10D1D4〜(8Bytes)