今回はマップ構成設定への画像の登録方法について説明します。
新規のマップ構成設定を作るには画像番号を指定して、画像を8 * 8ドット単位に切り
分けたタイルの番号を指定します。FF5_mapdemo.smcをYY-CHRで開いて$322060へ
飛びますと、下の画像が表示されます。
全体で8 * 8のタイルが縦横16枚ずつ、計256枚表示されます。16進で1バイト分、0x00
〜0xFFまでです。タイルの並べ方は自由ですので、上の画像のようにパッと見で、どれ
がどのパーツなのかある程度わかるように配置するのをお勧めします。パオの右側の
画像が無いのは、構成設定側で左側の画像を反転させてチップを作っているからです。
例えばパオの旗はマップチップ 013で、2C40 2C41 2C50 2C51です。遮蔽フラグあり、
パレット3でタイル番号0x40=64、0x41と0x50=80、0x51となります。64-65と80-81の4つ
のタイルです。タイル番号は0〜255なので、上から5段目の一番左が65 - 1 = 64となり
ます。マップ構成設定の下位バイトには0〜255のタイル番号を16進数で指定するだけ
でOKで、タイル画像の並べ方自体は完全に自由です。マップについては圧縮が絡む
せいで敷居が高くなってしまい、難しそうなイメージがつきまといますが、実際にしくみ
を紐解いていけば、意外にシンプルに感じられたかもしれません。次回はマップ性質
設定について説明します。今回はこれにて終わります。